うっかりの巻

マップを描きつつ歩みを進める。
モンスターと遭遇! 戦闘開始!
バッタがぬるぬる動くーキモーイ。瀕死になると項垂れるのが笑える。
「あれなんかうちら弱くね? 敵の攻撃すごく痛いし」
「スナイパーなのに後列へ攻撃できないンだけど」
「なにやってんですかアンタら(火球飛ばしつつ)」


バッタを駆逐して考えることしばし。
あ、武器防具買うの忘れてた。失敗失敗。あはははは。
出口付近にいたワールウインドをさっくり無視し街へ駆け戻る。
報酬の半分を前払いしてもらってるんで、それで装備を整える。
「やっぱ前衛が最優先で…」
「スナイパーこそダメージソースだと強く主張…」
「メディックが沈んだら元も子も…」
やいのやいの。
折角だから一通り街めぐり。
「セーブも忘れてた。宿屋寄っていこう」
「おーけー」
「おかみ! 酒と肉と飯を持って来い!」
「はい?」
「それはあとでな」
装備を整えてダンジョンへ戻る。