「グリーン・ホーネット」と「RED」

二本連続で見てきた。後のほうに見た「RED」のほうが面白かったんで、「グリーン・ホーネット」はその印象にかき消されたっぽい。単体で別々の日に見れば、どっちも面白かったって言えると思うけどな。


すげー大雑把に比較して言えば、「グリーン・ホーネット」の主人公じゃどう頑張っても「RED」のフランク・モーゼズには勝てねえだろうなあと。そういう迫力の差っていうのか。ああそうだ。「グリーン・ホーネット」はな、超マシン「ブラック・ビューティー」のメカニックとその破壊力にハァハァするのが正解だと思う。出てくる人間連中のほうは魅力が無いからどうでもいいや。


「RED」は面白かった。ブルース・ウィリス無双が気持ちよかった。声を荒げることもなく淡々と敵を殺す古強者の凄味が出ていた。出てくる奴はみんな格好良いし笑えるし、ああ良い物見たっていう満足感がある。個人的に好きな人物を挙げると、危険人物マーヴィンとロシアのスパイであるイヴァン。マーヴィンは見てるだけで楽しいし、イヴァンはイイ男だよなあ。「お困りですかな?」なんつってヒョイと出てくるおいしい役どころだしなー。*1

*1:見てるほうとちゃ「ああこれで二人目か…」って暗い気分になりかけてたところだから余計にな。