インモータルズ感想

ユナイテッドシネマの20日は1,000円で映画一本見れるよサービスを利用して「インモータルズ-神々の戦い-」を鑑賞。


ギリシャの神々弱ェな!!! 有名どころみんな死んでんじゃねーか!!!


「300」ンときの肉弾戦シーンが良かったって人は、まあ、似たような戦闘シーンが見れるから良いんじゃなかろうか。映画のストーリー展開はゴミなので気にしたら負けだろう。この監督は「ぼくのかんがえた超かっこいい戦闘シーン」以外の脚本には興味無えんだろーなー。「300」のときは史実がストーリーとして既に先にあるので救われたが、ギリシャ神話を下敷きにオリジナルストーリーやろうって自信がどこから来たのか。


俺としては「常命者(モータル)でありながら強力なマジックアイテムを手に不死者(イモータル)どもを殺しまくる英雄テセウスの物語」だと思ってた。ただの人間でありながら必死に戦ってタイタン族を殺し尽くして地上に平和をもたらすけど、いざ家族や仲間のところに戻ろうとしたらゼウスがしゃしゃり出てきて「おまえはイモータルを殺し過ぎた。もはや人の世界には戻れまい」とか何とか言いくるめて天界に連れて行ってしまう。最後に地上を一度だけ振り返って天に昇って行く……みたいな。あるいは神殺しの英雄は結局人間に殺されました的なアンチクライマックスかと。


エピロスの弓っていう強力なマジックアイテムの行方も鍵になるもんだと思ってた。敵に一度は奪われるのもお約束で、取り戻したり、テセウス以外の人間が使ってヒドイ目になったりするってのもありがちな話だけど盛り上がるしさ。そういうの無いからね。割とあっさり奪われてそれっきり。取り返して最後の切り札としてテセウスが使う!って盛り上がるような扱いも特に無し。