上野鈴本演芸場・11月下席


うまく撮れてるといいんだが。


日曜の夕方に出かけてきたよ。
午後4時半ちょっと前に着いたら既にチケット待ちの行列ができていた。
ざっと100人は越えたと思う。


午後8時10分過ぎ。
満席の会場に柳家喬太郎師匠がご登場。
客席からは大きな拍手。
挨拶を終えてまず何を話し出すのかと身構えていたら(時期が時期だから立川談志師匠のことに話が及ぶのかなと思ってたら)、


「今日はね。大河ドラマの最終回の日なんですよ」
客席爆笑。
「『ダーウィンが来た!』を楽屋で見てました。そのあと『江』が始まって8時の10分過ぎですか。出番ですよって。…後ろ髪を引かれる思いで出て参りました」
客席大爆笑。


この夜は「心眼」を熱演。
梅基が薬師さまの前で目が開かないならいっそ殺せと叫ぶあたりでは堪えきれずに涙が出てきた。
それくらい引き込まれてた。
笑う個所では「ブハハッ」と吹き出すほど笑えたし。
すごかった。
聞き終わって気持ち良かった。
あっという間に落語が終わると(30分以上しゃべってたはずなのに)、満足したお客さんたちが一生懸命に拍手をするなか、幕が降りた。
本当に楽しい夜だった。